「知育玩具」という言葉の意味をご存じですか?「子どもの教育に良いおもちゃ」となんとなく分かっていても、普通のおもちゃとの違いなど、きちんと理解している人は少ないでしょう。ここでは、「知育」「知育玩具」の意味をわかりやすく解説します。
目次
そもそも「知育」とは?
「知育」とは、知的能力を育てることを指します。
これは、思考力・発想力・まなぶ力・頭の回転を速くする力など、「地頭の良さ」というイメージで、学校の勉強のような「知識を増やす」という意味合いではありません。
「知育玩具・知育おもちゃ」とは?普通のおもちゃとの違い
「知育玩具(知育おもちゃ)」とは、子どもの知的能力の発達を促すおもちゃのことです。
知育玩具とは
長く遊べる良質な玩具であって、遊びを通して自然の法則を学び、生涯必要となる 集中力、意欲、社会性、創造力、やり抜く力を身につける、文化的価値のある玩具のことをいいます。
引用:日本知育玩具協会
一方、普通のおもちゃは「子どもが遊ぶ」ことを目的として作られています。
普通のおもちゃでも、使い方によっては思考力・創造力など子どもの能力を伸ばすことは可能です。
しかし、知育玩具はもともと「知的能力を育てる」ことを目的としており、楽しく遊びながらその子自身の能力を引き出せるよう、しっかりと計算されています。
知育玩具は年齢に合ったものを使うことが大切
より賢い子になって欲しいからといって、お子さんの発達状況に合っていないおもちゃを与えても、興味を持ってくれなかったり、飽きてしまったりします。
また、おもちゃの誤飲やケガをするなどの危険もあるため、成長に合ったおもちゃを選んであげることが大切です。